Defi 水温計 60 白/ランドローバーディスカバリー2
2009年 09月 06日
追加メーター1個では寂しいので水温計を増設しました。
水温計が標準装備されている車両は多いのですが
精度について問題が荒立たないように鈍感に作られています。
大概の標準水温計はHotとCoolの真ん中に指針されていてこれが
上向きになった時は既に大分時間の経過したオーバーヒーティング状態となります。
これでは気づくのが遅いので精度がよりリアルな追加メーター
を増設し管理しようとしたのがきっかけなのです。
アッパーホースと言われる部分に水温計センサーを割り込ませます。
画像下向きにラジエターがありラジエターに入り込む直前のロングライフクーラント液
(LLC)の温度を管理します。
車好きの方なら画像を見てお気づきでしょうがアッパーホースと
同程度の高さにオルタネーターがあります。50cm水深でも運転できる
所以なのです。んっ?んッ?プチ自慢?
アルミ製のアタッチメントをアッパーホースに直結させます。
LLCがリークしないようにシームテープで2-3巻きします。
巻いた後、ネジ山になじませるように指の腹でナデナデをお忘れなく。
1/8PTのTはテーパーの意なので赤色のアタッチメントに完全に
締めこむ必要はありません。ネジ切れしますので馬鹿力は禁物です。
肝を据えてアッパーホースをカットしましょう。
家庭用カッターでさくっと切れます。
カットするとLLCがドバッと出てきますので対策としてウェスを敷きつめて
おきましょう。ドレン(排出口)付き車でもLLCを排出させるのは面倒なのでこの方法が
よろしいかと。因みにディスカバリーにはドレンがありません。
画像のように500mlペットボトルを受け手にすれば駐車場を汚すことは
ありません。
アッパーホースをカットしました。概ね3cmです。ここにセンサーアタッチメントを
センサーを予めねじ込んだ状態で直結させます。手始めにクランプを配しておきます。
ディスカバリー2用のセンサーアタッチメントのサイズは34パイになります。
本締めします。
センサーはホースの下部に、ホース内部で常にLLCが当たるように
下向きに設置するのが肝要です。よく水温計でググルと上に付けちゃったり
しちゃったりした車を見ますがこれでは正確さを欠いてしまいます。
センサーコードをタイラップにて固定します。
ブラブラさせるとベルト類に干渉し大変な事になります。
センサーコード自体が他のホース類に触れるのでコルゲートチューブで
熱干渉を避けさせます。
バルクヘッドよりセンサーコードをセンサーユニットへ導きます。
ピンク色のカプラーが水温計コードになります。
Defi CRの特徴はこのデイジーチェーンと呼ばれるリンクシステムに
あります。既設インマニ計よりコードをブリッジさせるだけで水温計が
読み取れます。これは大変便利で大枚を払う価値がここにあります。
大概はイルミ、常時電源、アース、センサーコードを追加メーター毎に
付けなければなりません。とてつもなくメンドーです。
これをしないリンクシステムは超々便利です。
青いイルミがよろしい追加メーターです。
増設時間は2時間少々かかりました。
難易度はアッパーホースをカットする勇気に左右されるでしょう。
数ある追加メーターの中で簡単な部類です。
最後に抜けたLLCを補充しておきましょう。
運転前に5分前後のアイドリングによりエアが抜けLLCの補充分が
確定します。これを怠るとオーバーヒーティングになりますので
注意してください。
Defi Advance CR 水温計 60 白/17,850円
Defi メーターバイザー/1,890円
JURANセンサーアタッチメント34パイ/2,980円
シームテープ15m/298円