秋田・奥奥八九郎温泉
2007年 05月 05日
総天然の温泉である。
野湯と呼ばれるもので奥奥八九郎温泉は秋田県にある。
泉温は38度近辺でこの季節に入るには曇り、風ありの環境
では厳しい。
しかし夏のブユ攻撃に遭遇しないこの季節が入浴としては
お勧め一番だ。
秋田県小坂町のR282付近にある福祉施設あすなろを通過し
林道をひた走る。
途中で橋を一つ跨ぎトロトロ走ると右側に忽然と赤茶けた土が
一面に広がる風景が目に飛び込んでくる。
様は地獄画っぽい。
しかしひるむ事なく服を脱いでこのジャグジーに飛び込めば
炭酸が体にまとわり付き、気持ち良いことといったらこの上ない。
大地の鼓動が波動となって体に伝わってくる。
まさにプライスレスだ。
底まで足をつけてはいないがそんなには深くないと思う。
底からの湧出量が多いので体が浮いてしまうのだ。
陰毛に赤茶けた土が付いてしまうのはご愛嬌だ。
奥に見えるテントは有志による着替え場所だ。
その手前は適当に掘られ引湯として入浴した形跡が伺える。
ワイルド系の中にあってこれを超えるものは当分味わえない
かもしれない。